2009/08/25

ギルド・ホール

中世の一般市民は職業別の組合に属していた。それがギルド。色々な職種のギルドがあるが、ここはそのギルドの中央組織として建てられ、ギルド統治の中心となった所。1411年建立だそうだ。
ギルドの会員になれたのは親方クラスで、その奉公人達は市民権がなかったそうな。だから市民階級の下には市民権のない労働階級があって、沢山の人がそうだった。労働階級の下には差別された賤民がいて、卑しいとされる職業に就いていた。その代表格が死刑執行吏。当時の階級は上から順に、貴族ー市民ー下僕ー賤民、という構造だった。

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