2013/08/25

はだしのゲン、つらつら

「はだしのゲン」閲覧制限 松江市教委協議、結論先送り
http://www.asahi.com/edu/articles/OSK201308220021.html

昔の漫画は暴力的表現がどぎつかったから、現代の子供たちにそれを無制限に触れさせるのはどうかという問いであったなら、これは制限も仕方ないのではないかと思う。暴力表現なり、性的な表現は少なくとも子供に対して何らかの制限が必要であり、市町村の個別対応というよりは、国の共通基準が必要だと思う。

原爆による被爆や反戦を題材にした漫画が、過激な暴力的表現で子供達に何らかの閲覧制限が必要であるという結論に達したならば、被爆体験及び反戦教育より閲覧制限が優先されるべきと思う。例えば、閲覧には親の要請なり、承諾を必要とするなどの措置も考えられる。鳥取市が取っていた閲覧制限は考慮に値するかも知れない。しかし、閲覧に校長の許可が必要という松江市の制限はあまりに官僚的に映る。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%AF%E3%81%A0%E3%81%97%E3%81%AE%E3%82%B2%E3%83%B3

日本は欧米と比較して、公衆に対する暴力的表現、性的表現に寛容であると思う。しかし、その寛容さが子供に悪影響を及ぼしていないか、という観点でこの問題が議論されるのであれば、いい機会になると思う。というか、是非そうしてもらいたい。

一方で松江市の今回の「はだしのゲン」閲覧制限に関して言えば、市議会がこれを否決しているにも関わらず、教育委員会の権限で行った点について是非が問われなければならないと思う。市議会は市民の代表であるので、市民の民意が閲覧制限を否決したことになる。ところがその民意に反して、教育委員会が一部の陳情を独断で受け入れ、閲覧制限を行った。そうであるならば、これは行政先走りの批判を浴びなければならない。

また、漫画が共産党との関連があるとし、歴史をねつ造している、という批判を受け入れて閲覧制限を課したならば、これは行政の思想への介入であるので、即座にこの制限を撤回しなければならない。

2013/08/22

2013年8月20日 スイスワインとチーズフォンデュー、国産和牛に群馬豚

2013年8月20日 スイスワインとチーズフォンデュー、国産和牛に群馬豚

35分前に更新 · 海鮮・もつ亭志門で撮影
こじんまりとした会でしたが、その分ワインも料理も楽しめました。

日本でスイスワインを購入できるサイトです。こちらもよろしくお願いいたします。
http://wine.umai.ch/




2013/08/17

8月31日が締切り日です!複国籍容認の請願署名協力のお願い

8月31日が締切り日です!複国籍容認の請願署名協力のお願い

複国籍PT代表 高川憲之

 私たちは、以下の項目を国会請願として提出し、日本の立法府が複国籍を容認する国籍法の改正を行うように働きかけています。

1. 形骸化した国籍選択制度の早急な廃止
2. 複国籍を容認している一方の国との相互主義的な複数国籍の容認
   例えばオセアニア、欧米諸国等との相互主義的な複数国籍の容認

 複数国籍の容認は、間違いなく日本人が世界で活躍する機会を増やします。在外邦人やその家族にとっても大きなメリットがあります。世界に広がる日本人社会にとって、複国籍の容認は大きなメリットとなり、当然に日本国にとっても、特に国際的な人的資源や情報資源、あるいは経済的資源の確保に寄与します。

 今年も8月31日までに日本国内の住所へ署名を集約させたいと考えています。趣旨に賛同して下さる方は、どうか署名用紙をダウンロードして印刷し、署名を宛先住所にご郵送いただけますようにお願いします(多少遅れても受け付けますので諦めないで下さい)。

 わたしたち複国籍PT(旧名:IST請願の会)では2001年より、日本が複数国籍を容認する国籍法改正を求める請願を、日本の国会に毎年提出しています。非営利で活動しており、特定の政治団体・宗教団体などとは一切関係がありません。

 請願は毎年行っておりますが、署名は提出された国会の会期のみ有効で、その国会が終わると全て無効になります。よって、この請願が取り上げられ、国籍法改正となるまで、毎年請願を続ける必要があり、署名が必要なのです。一度請願に署名された方も、それはその年のみ有効だったので、今年も新たに署名協力をお願い致します。できれば毎年ご協力をお願いします。

 先進国は程度の違いはあっても皆、複国籍を容認しています。複国籍を積極的に認めた方が、日本人が世界で活躍しやすいのです。特に在外邦人とその家族にはメリットとなります。

 複数国籍を持つ日本人は年々増加しており、現在の複国籍を原則的に認めない法律は形骸化しています。また、それによる社会不安も起きていません。在外公館等では、複数国籍者から日本国籍を喪失させないような意識的な配慮をしているところもあると耳にしています。複数国籍が疑われる場合でも、日本国籍がない事を前提に対応するのだそうです。しかし複数国籍を持つ日本人にとって、日本国籍喪失のリスクは消えていません。

 請願の署名方法ですが、下記URLにある請願書あるいは署名用紙のみ(PDFファイル)をダウンロードして下さい。署名は自筆の場合押印の必要はありません。しかし、代筆や名前を印字した様な場合は、ご本人の押印が必要です。署名出来るのは、日本国内に住む日本人及び外国人と日本国外に住む日本人です。子供も署名できます。日本国籍を持たない方は、住所を日本国内にしてお願い致します。ホテルなどの滞在先でもかまいません。署名の提出期限は8月31日までです。署名の送付先は署名用紙に印刷されております。どうか皆さんの積極的なご参加をお待ちしております。

請願書・署名用紙リンク
http://www.kouenkai.org/ist/seiganf/index.html
複国籍PT (旧名IST請願の会)リンク
http://www.kouenkai.org/ist/index.html