みなさん、こんにちは。
日頃複国籍の容認を求める請願等にご理解とご協力を頂き、大変感謝しております。
去る10月26日、27日に国会陳情、請願提出並びに法務大臣陳情を行いましたのでここにご報告致します。
10月26日には
衆議院
・土肥隆一議員
・佐々木隆博議員
・黒岩たかひろ議員
・神山洋介議員
参議院
・ツルネン マルティ議員
・浜四津敏子議員
10月27日には
法務省
・千葉景子法務大臣
衆議院
・河野太郎議員
・藤田一枝議員
参議院
・前川きよしげ議員
と陳情並びに請願書の提出を行って来ました。
法務大臣を除くすべての議員には複国籍の容認を求める請願書を提出しました。ただし、河野太郎議員には国籍選択制度の見直しを求める請願書を受けてもらいました。これは遅れて署名が来たものを渡しました。土肥、前川議員には加えてJ-VISの廃止を求める請願書を提出しました。
法務大臣には複国籍、J-VIS両方について陳情書を提出いたしました。法務大臣は国会請願を受ける立場にあるため、こちらには請願を提出できません。
法務大臣は私たちの陳情に対して大変な理解を示され、なんとかしていきたいとの意思を示されました。しかし、厳しいものがあり、すぐに法改正まで行きにくいというのも現実だとの認識を示されました。
河野太郎議員はこの点について、複国籍の容認を求める人々の要望には、個人的な問題を解決して欲しいというような、「自分だけ得をしたい」という事だけしか伝わって来ない。この点について、もっと公共性のある問題だということを強調していかないといけないし、そうしないと多くの国会議員も動かないだろうとの認識を示されました。
これには反論もあるのですが、まだまだ容認を求める側の努力が足らず、社会の中でも表立って見えてこないのも事実です。この点については千葉大臣も、もう少しがんばってもらいたいという事をさらっとではありましたが、同じ認識を示されました。
民主党が政権党になって、確かに政権側からの理解を得られるようになりましたが、かといってすぐに法改正まで行くのかは、不透明なままだと感じました。しかしながら、法務大臣の陳情も出来るようになったのも事実ですから、この機会にもっと圧力をかけたいと思います。そのためには、個人のお願いという観点に加え、公共性という観点からのアプローチを工夫する必要があると思います。
今回集約できた署名数は以下の通りです
複国籍の容認を求める請願 5352筆
J-VISの廃止を求める請願 1227筆
複国籍の容認を求める請願の署名数が5000筆を突破しました。これは大変うれしい事です。次回はもっと増えてくれればいいと思います。
写真は、千葉景子法務大臣に陳情訪問した際のもの。中央に千葉大臣、左に司法書士の鍵谷さん、右がのり。
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