2011/03/18

東京電力の大規模停電の危険性と、福島第一原発の事故とは関連性が薄いのでは?

確か記憶によると、1000万kw規模の電力不足が発生し、大規模停電が起きるとの説明だった。で、それがあたかも震災による原発事故が原因の様に受け止められている。

で、福島原発の認可出力をみてみると、第一と第二を合わせて911.6万kw。実際の利用率は平均82.6%、つうことは753万kw。これを見ると、電力不足は原発事故だけではない。で、もっと突っ込むと、福島第一原発の4号機から6号機は停止していた。それを引くと、認可出力で644.8万kw。それに利用率をかけると、532.6万kw。
http://www.jaif.or.jp/ja/nuclear_world/data/image/jp_npp-operation.jpg

あれれ、原発事故が原因による電力不足は半分ほどしかない。つぅことは、あとの半分は主に火力発電施設の損害によるものだ。

しかも、火力発電施設の稼働率は30%だとIEAが推計している。今の日本の電力需要は現状の火力発電施設でまかなえるはず。
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-20049520110315

どうなってんの?

推測するに火力発電所の損害が半端ではないということだ。こちらもしっかり対策を立てなくてはならない緊急の事態だろう。

また、東京電力情けなや、と思うのは、東北電力から電力支援を受けている事。実際の深刻な災害を受けたのは東北地方だ、にも関わらず、東北電力から電力支援???

東北地方から声が聞こえそうだ

なんだべ、おらたちがひでぇめにあっただに、あんで東京さ電力やんだべさ。それによ、福島さ壊したん、東京だべよ。

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