私は鉄道旅行が好きなので、スイスでも結構電車を乗り回している。スイス鉄道の車窓は大変美しい。しかし、湖やアルプスの景色は車窓の右左、どちらか一方に偏ることが多い。たまたま座った席の反対側の車窓の方が、湖やアルプスの景色が美しい、なんてことはざらにある。少し損した気分になる。そこで、今までの経験をもとに、スイス鉄道に乗った際、どちら側の席に座った方が景色を楽しめるかの、おすすめリストを作成した。スイス旅行の参考としてもらえれば幸いだ。スイス在住の人でも、やはり車窓に写る景色の美しい方が楽しいだろうから、ちょっと遠出をする際の参考になると思う。イメージファイルはそのリストと補足説明、それとスイスパスを使った際に乗れる路線地図。
なお、スイスパスは鉄道のみならず、各都市の公共交通機関、ポストバス、船などが使える。スイス国境に接する、ドイツ、イタリア、フランス、オーストリー、リヒテンシュタインの町にも行くことが出来、スイスとその周辺の国々の旅には大変便利。スイス在住の人には、スイス国鉄の一日券がスイスパスの有効範囲と同じだからそれを買うといい。しかし物価高騰の折、一日券は半額パス用でも68フランと結構高い。チューリッヒ・ローザンヌ間を往復するような長距離の旅くらいでしか役に立たない。
しかし、事前に各ゲマインデで日付指定の一日券を予約購入すると、40フラン前後で購入できる。これならチューリッヒ・ベルン間程度の中距離の利用でもお得になる。ゲマインデ発行の一日券は数に限りがあり、2〜3週間先の日付でなくては購入しにくい傾向にある。そこで、各ゲマインデに買いに行く前に、事前に購入可能かの確認をした方がいい。この確認が出来るWebサイトもある。
http://www.tageskarte-gemeinde.ch/
現在、スイス国鉄の半額パスは1年から3年有効のものしかなく、1年パスは165フランと高額になってしまった。これはスイス在住の人であればまだお得であるが、1か月未満の旅をする人にはかえって割高になり、外国人用のスイスパスを買った方がお得だ。私見であるけれど、スイス全土を旅行するに要する期間は2〜3週間で十分だ。無論滞在型の旅行をしたい人にはさらに長期でも十分に楽しめる。
日本では販売されていないが、半額パスに似た外国人旅行者向け1か月有効のSwiss Half Fare Cardというものもある。
http://www.myswissalps.com/swisshalffarecard.asp?lang=EN
しかし、長期になればなるほど、スイスパスの方が割安になるので、滞在型旅行をしたい人向けになるだろう。
スイスパスに関するサイトは
http://www.myswiss.jp/jp.cfm/transport/sts/ticket/
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