2010/01/10

アウシュビッツの入場門

ここをくぐり抜け、ひとたび収容所に入ったならば、決して生きてこの門を再びくぐることはなかった。
私たちは永遠にアウシュビッツを忘れてはならず、アウシュビッツのもたらした意味を問い続けなければならない。
政治家は平和を口にしつつ戦争を行う。平和のためだと。しかし、ここには戦争がもたらす現実が残酷なまでに止められているのだ。
平和主義がナチスを野放しにしたとの批判もあるが、それよりも戦争主義とその応酬が悲惨なまでの現実を生むことを忘れてはなるまい。
戦えば、今のアメリカのように、世界一豊かな国でさえ疲弊し、国民が死に、嘆き悲しむ人が出る。豊かさを守る為の戦いであったはずが、結局は貧困と破壊と惨劇だけをもたらすのだ。

3 comments:

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  2. 被害者側の虚飾も否定はしませんけどね、南京もそうですが、それでも沢山の人が死んだんですよ。

    正確な判断だと思いますよ。政治家は平和を口にしつつ戦争を行い、そして国民が死に、嘆き悲しむ人が出る。結局は貧困と破壊と惨劇だけが残るのです。

    今のイスラエルに対しては私としても疑問を感じますが、アウシュビッツは現実なのです。罪のない沢山の民間人を殺せば、それは虐殺であり、殺戮です。

    そして戦争には必ず虐殺が起こります。アメリカのイラク侵攻で100万人以上ものイラク人が死んでいるように。

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  3. 匿名さんのコメントは、くだらないURLがくっついていたので、削除しました。上の私のコメントは、その方へのリプライだったのですが、南京なんて出て来るくらいですから、どんなレベルだったかはお察し下さいませ。

    戦争ものなどを扱うと、あほなコメントが付いてくるのは仕方ないのですが、あまりに見苦しいものは削除します。特にURL付きの奴は、今度からリプライなしにばさっとやります。

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