日本の企業の平均寿命は約40年ということで、この平均寿命は世界最長なのだそうだ。企業の平均寿命は人間の平均寿命より半分近く短い。1代限りの会社というのもかなりありそうだ。
世界最古の企業というのも日本にあった。
金剛組
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%87%91%E5%89%9B%E7%B5%84
578年創業とのこと。寺社建築事業を営んでおり、初代の棟梁は百済からやってきたのだそうだ。世界最古にして世界最古の国際企業といったところか。
確かに企業の平均寿命は人間の平均寿命より短いが、生物には実現不能な年まで生き続けることも可能、という面を持っている。
日本は伝統を長く守る気質もあるけれど、その時々に柔軟に外国文化や技術を取り入れている。そうして新陳代謝を行うことで、逆に伝統というものも長く生き残っているのだろう。
外から新しい文化や技術を受け入れ、それを日本の従来のものと融合させて、全く独自の日本的なものに仕上げていく。そこに伝統というものも生き残る。現代の日本人はそういう作業をしているのかも知れない。いや、金剛組などを見ると、古来よりそうしてきたのだろう。
2012/04/27
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