2012/04/12

原発なくても温室ガスは削減可能。その数値は環境省試算と経産省試算で大きく違う。

原発ゼロでも25%削減可能 温室ガスの環境省試算
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2012041201001055.html

これによると、環境省は2030年原発ゼロでも温室効果ガス排出量を1990年比25%削減できると試算。それに対して、経産省は16%に止まると試算。

本来なら、経産省の方が甘い試算を出しそうだが、環境省の試算の方が甘くなっている。それにしても、両者も原発ゼロでも温室ガスの排出量は、削減できるとは見ている。

環境省の試算でも、原発が20%稼働していれば、33%削減できるとしているので、原発が稼働していれば、さらなる温室ガスの削減が可能であることも事実。こうなると程度の問題かも知れない。極端に言えば、人類が炭酸ガスを排出してはいけないとすると、息もしてはいけなくなる。

原発をやめると、温室ガス排出が増えてしまい問題だ、という認識は間違っている。原発をやめても削減は可能である。京都議定書で日本が守るべき6%の削減に対してもクリアできる。

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