http://swiss.wonderful.to/slideshow/swissselectview/index.html
今まで撮って来たスイスの写真から選びました。ブログにはサンプルを5枚ほど紹介します。300枚近いので、全て見るには50分くらいかかると思います。
バーチャルスイス旅行をお楽しみください。なお、写真の説明はないのでご勘弁の程を。
明日より約3週間日本なので、投稿が滞るかも知れません。出来たら、現地報道します。笑
今まで撮って来たスイスの写真から選びました。ブログにはサンプルを5枚ほど紹介します。300枚近いので、全て見るには50分くらいかかると思います。
バーチャルスイス旅行をお楽しみください。なお、写真の説明はないのでご勘弁の程を。
明日より約3週間日本なので、投稿が滞るかも知れません。出来たら、現地報道します。笑
おお、小沢氏が何やら動くらしい。
ただこの人、メディアも官僚機構も敵に回しているから、大変だろう。多分先手の先手の先手、裏読みの裏読み辺り、魑魅魍魎の世界で実力を発揮しているに違いない。そういう天賦の才のある人だから。
しかし、なるべくなら当面民主に政権を担ってもらいたいと個人的には思っている。何故なら、これで政権が自民に戻ったら、原子力村は温存され、原子力事故の補償は国民負担100%になるだろうから。
個人的には、この原発事故が民主政権下で起きた事が救いだと思っている。自民政権下であったなら、もっと情報の隠ぺいや、東電擁護があったろうから。原子力政策の変更が出来るのは、民主党しかないだろう。もし、民主党がこれからも国民の支持を得たいと思うのなら、その姿勢を早く明確化すべきだ。
ただ、民主も財務省に弱いのが難点な気がする。東電怒鳴り込み、枝野会見までは良かったのだが・・・。この記事に以下の様な消費税増税の検討が紹介されている。
「民主党の岡田幹事長は、消費税を増税して復興のための財源にすることを第1次補正予算案の成立後に検討していく考えを示しました。」
財務省は何としても消費税を上げたいらしい。民主党も100%官僚を敵に回せないから、財務省を味方にしようとしている。国家財政を握っている省庁を手なずけなければ、それは政治も出来ないでしょうしね。
しかし、消費税増税は鬼門であることを忘れたのだろうか。あれで参議院選挙を惨敗したのに。
今消費税増税を口に出せば、誰でも「俺たちの税金が原発事故の穴埋めに使われる」、と思うだろう。対応を誤ったら、相当な政権批判が巻き起こり、そして確実に選挙で負ける、ということを忘れないでほしい。
消費税の議論は、東電の破産と役員の経営及び刑事責任追及、一時国有化、原子力政策の転換、原子力埋蔵金の補償利用などが成された後でなければ、とても理解は得られないだろう。
記事抜粋
日本ネットワークインフォメーションセンター(JPNIC)は2011年4月15日、アジア太平洋地域のIPv4アドレスを管理している組織である APNIC(Asia Pacific Network Information Centre)が持つIPv4アドレスの自由在庫(制約なしにユーザーに割り振ることができるアドレスの在庫)が尽きたことをアナウンスし、同時に JPNICにおいても国内でのIPv4アドレスの通常割り振りを終了することを宣言した。
もはや「IPv6移行への秒読み段階」などと呼べる時期は過ぎ去り、IPv6への移行を本格的に進め始めなければならない時期に突入したと言えるだろう。
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IPv4の枯渇は10年以上も前から騒がれていて、今やどこのルーター買っても、IPv6に対応している。プロバイダーレベルでIPv6に対応していけば、インターネットプロトコルはIPv6に移行するものと思われる。
ただ、IPv4には手作り感があるのよね。それに何とか自分でグローバルアドレスを覚えられるし、DHCPを使わない個別のイントラネットも組みやすい。IPv6ではDHCPが要らないというのもあるだろうけれど、そもそもアドレスが自動設定されるというのは、ユーザーにとってDHCPと何の変わりがあるのだろう、とも思ってしまう。
32桁のアドレスなど、人間の頭で処理できる次元ではない。しかも16進数と来たもんだ。泣
結局便利な様で、ネット管理者の負担が増える気がする。ネットワーク管理だって、最後には力仕事になるんだから。
一つの時代が終わったと感じる。私はIPv4世代。
それに、ヨーロッパはまだ枯渇していないし。w
記事抜粋
2010年の世界の発電容量は、風力や太陽光などの再生可能エネルギーが原発を初めて逆転したとする世界の原子力産業に関する報告書を米シンクタンク「ワールドウオッチ研究所」が15日までにまとめた。
原発は、安全規制が厳しくなったことや建設費用の増加で1980年代後半から伸び悩み、2010年の発電容量は3億7500万キロワット。一方、再生可能エネルギーは地球温暖化対策で注目されて急激に増加し、風力と太陽、バイオマス、小規模水力の合計は3億8100万キロワットになり、初めて原発を上回った。
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これは、世界の趨勢が脱原発に向かっている事の証左だ。日本は強大な利権組織「原子力村」と共に孤立化していくのだろうか・・・。
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規制がどんどん厳しくなっている。日本にある機械をスイスに送らないといけなくなって来ているのだが、日本からの船がヨーロッパに着かない、なんて事にならないだろうか不安。検査が厳しければ、当然入荷の時期も遅れる。
今ヨーロッパでの日本からの輸入品検査では、例え一品でも放射能が規定値以上検出されれば、そのワン・コンテナが全て輸入不許可になるそうだ。例えば、荷物を混載で送られた場合、他の荷物のとばっちりを受けて、自分の荷物が届かなくなる事もありうる。
自分の機械自体も、放射能がついているのかいないのか、屋内にしまってあるものだから大丈夫とは思うけれど。放射能は、見えないし、人間の五感では感知出来ないのでやっかい。
スイスでは16歳から、ビール・ワインが許される。仕事の後、いっちょまえにビール飲ませろとか言われた。ただ働きさせているのだから、ビールとご馳走を作って振る舞ってやった。酒も入れば、多少は会話も弾むが、ここの所息子と二人暮らしで、一緒に食事をしてもあっけない。無口にばかばか食って、足早に自分の部屋に戻ってしまう。早食いの割には食べる量ははんぱじゃなく、まごまごしていると私の食べる分までさらわれてしまう。
今春休み、何でも自主映画を制作しているらしい。アクションもので、パソコンを使って特殊効果を入れたり、編集をしたりしている。その特殊効果を自慢げに見せてくれた。なかなかうまく出来ている。びっくりした。
自分の16歳のころを思い出してみる。まだパソコンなどなかった時代だ・・・・。大汗
電車か自転車に乗るのが大好きで、春休みを利用して九州まで一人旅をした。今思えば恐いもの知らずだが、その恐いもの知らずはずーっと変わっていなくて、スイスまで来てしまった。笑
仮に表土の40cmを削り取る必要があるとして、畑の土の比重が0.8、これで1平方キロの表土40cmの重量は32万トンになる。山の硬い土だと、比重が2となるので、山の表土を削ると1平方キロ当たり80万トン。
土地は畑だけではないが、山や空き地などの表土も処理の対象と考えれば、重量は重い方向にスライドする。しかし、住宅地や舗装路などは削り取る事が出来ないから、それを差し引かなくてはならないだろう。そこで、プラスマイナスを考慮して、畑の比重で一括計算する。
仮に原発を中心とした半径30キロ圏内で改良が必要となるとすると、東半分が海であることを考慮して計算しても1414平方キロの土地が対象となる。この1414平方キロの表土40cmの重さは、約4.5億トン。この量の土を1か所に集めて、直径1キロの山の様に積み上げると、その山の高さは約720mとなる。平らにならしても240m。どれだけの土の量になるか、それはひとえに膨大。
こんな膨大な量を長期保存できる場所などない。要するに不可能。
見解を公表したのは、ロバート・ゲラー東京大教授。
大震災は「想定外」ではなく、発生日時や震源などは予測できないものの、起こること自体は容易に想定できた——。地震学を専門とする東京大教授が14日、こうした見解を英科学誌ネイチャー(電子版)に公表した。
世界の地震活動の度合いや東北の歴史を考慮すれば、今回の震災は想定できたと指摘。福島第1原子力発電所の事故についても、設計段階で巨大津波を想定した対策を打つことができたはずだとしている。
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ゲラー・ロバート氏
http://bit.ly/fJI26O
東京大学大学院理学系研究科・理学部教授 研究分野 地震学
地震学者だ。地震学者としては、東電や政府が、巨大地震や津波を「想定外」としているところに納得いかないのだろう。しかしゲラー氏の指摘によれば、地震予知の分野には色々と問題があるようだ。気象庁の地震速報も今回の余震騒ぎではぼろぼろだったし。
「日本政府は不毛な地震予知を即刻やめるべき」という理由が、「(常に)日本全土が地震の危険にさらされており、特定の地域のリスクを評価できない」だと。
要するに、大地震は日本中、いつ、どこで起きてもおかしくない。予知は無意味だとのこと。
加えて、国民や政府に「想定外」に備えるよう求めた、ですと。「想定外」といういい訳を使っちゃいけないんですわよ。
で、このサイトで原発増設に関するアンケートに投票出来ます。
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政府のエネルギー基本計画では2030年までに14基以上の原発増設を目指している。今回の原発事故を受けて、あなたの望む政策は。
この時点の投票結果
計画通り、原発を増設 18676票、21%
計画を見直し、原発を減らす 25037表、29%
原発を全廃 43357票、50%
やっぱ、これが国民の声だわね。「ノーモア原発」
日本の発表されたデータは、大気中への放出量しか試算していない。(参照:福島第1原発:最悪レベル7 チェルノブイリに並ぶ)
ところが、何十万トンと推定される原子炉冷却の為に使われ、高濃度に汚染された水が漏えいして、相当量が直接海洋へ、また地下水に流れ込み、地下を経由して海洋へと流れ込んでいる。その総量については、まだ発表がない。水で核燃料をじゃぶじゃぶ洗った、しかも溶融燃料の局部的な再臨界も指摘されている、その排水の汚染度が如何ほどのものか・・・。
想像しただけでわかるだろうに。これについての懸念が一言もないのだから、IAEAも相当馬鹿でないの?
(マスコミが歪曲した報道をしているだけという可能性も否定出来ないが・・・)
フクシマとチェルノブイリの違いは、チェルノブイリが放射能を空気にばらまき続け、フクシマは水に垂れ流し続けていること。わかんないのかなぁ・・・、不思議。まぁ、日本政府にとっては好都合だけど、そりゃ時期が来ればいずれ明るみに出るというものだ。
東電の部長代理様は、あまりに正直過ぎて、放射能の漏えいはチェルノブイリを超えるかも知れないなどと口をすべらせてしまったが、彼の認識が本来まともというものだろう。可哀想に、正直過ぎてきっと彼は干されるだろうな。
———————
東日本大震災:福島第1原発事故 IAEA、「レベル7」チェルノブイリに遠く及ばず
http://mainichi.jp/select/weathernews/news/20110413dde001040029000c.html
【ウィーン樋口直樹】福島第1原発事故の国際評価尺度(INES)がチェルノブイリ原発事故(86年)と同じ「レベル7」に引き上げられたことについて、国際原子力機関(IAEA、本部ウィーン)は12日、福島原発事故の深刻さは史上最悪とされるチェルノブイリ事故に遠く及ばないとの見方を示した。レベルの引き上げに伴う無用の混乱を避ける狙いがあるとみられる。
IAEAのフローリー事務次長は会見で、チェルノブイリ事故について「原子炉自体が大爆発し、激しい黒鉛火災が続いた。放射性物質が空高く吹き上がり、一帯に飛び散った」と説明。「福島では全ての原子炉が地震で停止し、原子炉圧力容器自体が爆発することはなかった」と両者の違いを強調した。
———————
福島第1原発:最悪レベル7 チェルノブイリに並ぶ
http://mainichi.jp/select/weathernews/20110311/nuclear/news/20110412k0000e040006000c.html
史上最悪の原発事故と言われた86年のチェルノブイリ原発事故(旧ソ連)と同じレベルに並んだが、経済産業省原子力安全・保安院によると、放出量は 同事故の約10分の1とみられるという。
チェルノブイリ事故で放出された放射性物質の量は520万テラベクレル(ベクレルは放射線を出す能力の強さ、テラは1兆倍)。これに対し、今回の 事故で放出された量を、保安院は37万テラベクレル、内閣府原子力安全委員会は63万テラベクレルと推定している。
安全委は原発周辺で計測された放射線量などから、事故直後から4月5日までの間の大気中への放出量の逆算を試みた。各号機ごとの放出量は特定できていな い。また、保安院は炉内の状態から試算した。
福島の土壌から微量ストロンチウム 水溶性の放射性物質
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201104120522.html
今は、この程度の値なら問題ないだろう、なんて言えるだろうけれども、
これからもっと高い値が公表されて行くに違いない。
検出は微量だ、とか、健康に直ちに影響はない、とか、もううんざり。
誰も信用しちゃいねぇ。
それに東電が恐ろしいことを言い放った。
東電、放射性物質の総量「公表できない」
http://s.nikkei.com/dQZafW
さらにだ、公表の時期についても「いつまでとははっきり申し上げられない」だと。東電、国民をなめきっている。
ストロンチウム90の食品許容量だが、米国の食品基準で1キロあたり160ベクレル、欧州連合(EU)は1キロあたり750ベクレル。
米国とEUでは約5倍の開きがあるけれど、EUの場合はチェルノブイリに近いというのもあって、その影響で基準値が緩めに設定されているのだろう。
記事抜粋
東京電力の松本純一原子力・立地本部長代理が12日午前に行った会見の発言が海外メディアに取り上げられ、波紋を広げている。
会見で松本代理は、政府がチェルノブイリ事故と同じ「レベル7」と評価したことを問われ、「事故の様相が違うとはいえ、放射性物質の放出量という観点から見ればチェルノブイリに匹敵する、あるいは超えるかもしれない」と発言。
−−−−−−−
とうとう、原発事故世界最悪国家に驀進中・・・・・・。
これから、世界の原発事故の象徴は「フクシマ」になる。
福島県よ、残念で仕方がないが、この際、第一原発は石棺にしてもらって、ゆくゆくは世界の原発事故ツアーで、世界中から観光客を呼び寄せるしか浮かばれる道はないのではないか。
それにしても揃いも揃った「ノーモア」三兄弟
「ノーモア・ナガサキ」「ノーモア・ヒロシマ」そして「ノーモア・フクシマ」
リュトリという町は、ジュネーブ湖に面し、大変美しい町です。旧市街の街並みも大変美しく、港にはヨットが停泊してあり、さながらプチ・リゾートといった感じです。そして、スイスワインの一番の名産地ラヴォー地区の一つの町です。スイスワインの心臓部にこれから住む事になります。(単身赴任ですが・・・)
肝臓が心配です。笑
ベルンへの帰り道、ヴヴェからフリブールを通る高速を利用しました。ジュネーブ湖岸の高台を通る高速からの眺望は素晴らしく、特にラヴォーのブドウ畑、モントルーの街並みは惚れ惚れします。次いで、グリュイエールのアルプと遠くに雪を被るアルプス、その景色の素晴らしは、ドライブ気分を満喫させるに十分でした。働いているのか、遊んでいるのかわからなくなります。
ベルンとは一味違ったスイスライフが、これから楽しめそうです。ただ、フランス語・・・・・。
devenir21 蕩尽伝説
tamasamany がリツイート
戦争が終わったとき、国民は「だまされていた」と言った。それはウソだ。真実を告げる人たちが沢山いたのに、これを放逐し、排除し、抹殺してきた。喜んでだまされた。長いものに進んで巻かれた。今回もまったく同じだ。私たちはだまされたのではない。だまされるのを選んだのだ。
−−−−−
争いを好まず、という美酒に酔うと、それによる被害までもわからなくなってしまう。挙句の果ては責任転嫁。そう、国民は政治に責任を持っていない。言いかえれば、民主主義に責任すら持ち合わせていない。
それは、日本国内にいる日本人には、永遠にわからないことなのかも知れない。悲観的過ぎるだろうか?
まるで核の災厄は日本の宿命であるかのようだ。
核の平和利用なら、それが日本経済に寄与するのなら、原発推進もやむを得ないと思っていた。原発や放射能処理関係に働く友人もいるし、原発即時廃止などとなれば、そういった友人の生活も脅かされる事になる。
しかし、一度事故が起きれば、その被害は計り知れない。少なくとも数十兆円の規模になる。私は原子力発電には懐疑的にならざるを得ない。たとえ微量だとは言え、放射性物質が浮遊している所で生活したい者など誰もいないだろう。
河野太郎氏の脱原発に関する意見は私にとって、大変共感できるものだった。原発は新規に作らない。既存のものは寿命と共に廃止する。その間に40年の代替エネルギー開発の時間を得られるので、なるべく再生可能エネルギーへの転換を図っていく。長期的には再生可能エネルギー100%を目指す。
原発から出る廃棄物は何万年単位の保管が必要となる。これから原発関係の技術は、こうした原発廃棄物の効率的処理や保管にシフトしていけばいい。これも大事な仕事だろう。また、既存の原発にはさらなる安全化への改良も必要だ。これは緊急課題でもある。私の友人もあと40年働き続けることは出来まい。若い技術者は、再生可能エネルギーの分野で育って欲しい。後世の日本人に安全で美しい日本を残して行くのは、今の時代を生きる私たちの義務、とも思う。
今後も福島第一原発がどうなっていくのか注意深く見て行きたいが、基本的に私の視点は、段階的な脱原発、で固まった。
以下、河野太郎氏の提言の抜粋
再生可能エネルギー100%を目指す
2011年3月31日 22:16
http://www.taro.org/2011/03/post-970.php
今後、原発の新規立地はできないし、政治的な決断で原発の新規立地を止めるべきだ。この場合、40年で原発を廃炉にするということを考えると、ほぼ2050年までに日本の原発は止まることになる。
具体的には、2020年までに20%の省エネ・節電を実現し、廃炉になる原子力の分を天然ガスと再生可能エネルギーで補っていく。
2010 2020
省エネ − 20%
再生可能エネルギー 10% 30% (37%)
原子力 25% 10% (13%)
天然ガス 25% 25% (32%)
石油石炭 40% 15% (18%)
( )内は2020年の電力構成に占める割合
最終的には、さらに省エネを進めながら、再生可能エネルギー100%を実現する。
5月7日まで一時帰国となりました。
帰国中、福島に行きます。白河が心配です。
宮崎の木村さんにも会う予定です。あの狂牛病の被害、気になっています。
また、複国籍の容認を求める陳情も行ってくるつもりです。
今日本に完全帰国しても、特に飲食業はひどい状態が予測されるので、家族と相談の結果、暫くスイスで働く事にしました。しかし、母の容体も気になるので今回は一時帰国することにしました。
スイスに戻ったら、ローザンヌ辺りで働く予定になっています。ローザンヌ近くのリュトリに「湖庵 Koan」という日本食レストランを持っているスイス人が、新しいお店を企画しているということで、私も加わる事としました。
ベルンからは遠いので、単身赴任となります。私のビジネスパートナーがアパートを用意してくれたので、明日荷物を持ち込みます。ここ数日、それらの準備でばたばたしていました。来週も一時帰国までばたばたする予定です。
ローザンヌはフランス語圏、これからフランス語を勉強せねばなりません・・・・。記憶力が衰えている現在、新しい言葉の勉強は少なからず負担に感じています。しかし、職場でもフランス語が飛び交うし、お客さんとの対話もフランス語になるから、これからみしめてやらねばなりません。それに、フランス語がわかると、フランスワイン探訪の楽しみも一層深まるかも。これは、とらぬ狸の皮算用・・・。
(オーストラリアの代表的新聞、ザ・エイジ、4月8日号より)
和訳一部抜粋
日本と国内最大の公益事業が何度も危険性を無視し、東京電力安全技術官の2007年の津波の研究を含む警告を軽視してきたことを、東電の調査結果や記録などが示している。
研究論文では、最も慎重な仮定に基づいて、50年以内におよそ10%の確率で、津波が福島第一原子力発電所の防護を超える可能性があると結論づけていた。
東京電力では、過去5年間通常の稼働状況でも、危険な操作ミスが他の公益企業よりも多く行われていたことが、規定記録によって明らかにされている。2008年の別のケースでは、福島第一原発での安全検査に17歳の労働者が、違法に雇われていたことを認めた。
チェルノブイリ災害の研究者でもあるMeshkati教授は、「日本政府はいくつかのアドバイスを受けているが、彼らは東京電力に対応してもらうよう依存し続けている。」と東京電力の安全記録に対して批判的な見解を示していた。
東京電力に対する投資家の信頼が失墜しているさなかに、東京電力は福島県原子力発電所の設計を超える津波の可能性を予測していたことが明らかにされている。
2007年初頭には既に東京電力の科学者たちは、1960年代に設計された発電所の技術より上回る巨大な波が福島の海の防波堤などをのみこむ可能性があることを認識していた。
古い想定には誤りがあったかもしれないという、安全技術士たちの独自の意見にもかかわらず、東京電力は、海水までの迅速なアクセスが可能な太平洋沿岸に建設された福島第一原発に対して新たな調査で安全性を強化することはなかった。
2008年に国際原子力機関、国連原子力監査機関からの質問に対し、日本政府は「定期的に安全機能を再調査するような法規制はない。」との回答を示した。
2010年12月に日本原子力安全委員会は、福島で稼働しているような原子炉では重大な事故が起こるリスクは、"極めて低い"。そのような事故への対応策は、発電所に任せていると述べていた。
経済産業省に属する安全規制当局は、発電所の背景にある基本的な安全性の想定を東京電力に求めなかった。
作業員の誤った判断と発電所管理者の誤った計算が、緊急時の対応を妨げ、1週間後約600名の自衛隊員と作業員は放射能拡散の沈静化に苦労することになった。
スリーマイル島の事故後、1980年代に米国の原子力発電所は"強化製"通気管システムの設定を義務付けられたにもかかわらず、日本原子力安全委員会は原子力発電所に決定権を委ねると言い、1992年このようなシステムの必要性を否定した。
現在の危機では、福島第1および第3原子炉の脆弱性を伴う通気管の不具合によって水素爆発が発生した可能性がある。それにより、屋根が吹き飛び、後には絡み合った鉄梁が残された。
1992年に、当時まだ起きたことのないような危機的状況に際し、重要機器へのアクセスを原子力発電所が事前に備えておくことは重要である、と日本原子力安全協会はまとめていた。しかし、具体的な方針の決定は、すべて原子力発電所に委ねていた。
−−−−−−−−
海外では、いかに日本の原子力発電に対する安全管理がずさんであったかが報道されているようだ。そういえば、スイスの元原子力安全委員長が日本の安全管理体制について「(あまりにずさんなところが)信じられない」と言っていたことを思い出す。
一読に値します
福島第一原発事故は冷却・閉じ込めまでに数年単位、その後の管理に100年単位の長期化が予測される。この認識が必要だと思います。原発埋蔵金なるものが3兆円あるそうです。無論この埋蔵金は損害賠償にあてられるべきでしょう。この提言が主張している通り、もんじゅは廃炉、それによってねん出される年間2000億の予算も損害賠償にあてられるべきでしょう。
福島第一原発事故、避難指示圏を半径40キロに拡張を!
http://www.swissinfo.ch/jpn/detail/content.html?cid=29927034
の記事では、福島原発の損害額を約366兆円と見積もっている。他の記事を見る限り、少なく見積もっても数十兆円らしい。どちらにしても膨大な金額だ。東電一社でまかなえる額ではないので、国が賠償を負担する事になる。結局それは国民負担となるわけだ。庶民の首が一段と締まる。原子力発電は全然安くない。
原子力発電所を持たず、またその恩恵にも浴していない、沖縄県の方々にも負担がかかるというのは、心苦しいものがある。
果たしてどこがその隠蔽圧力をかけているのだろうか。当然に政官民共同体の原発推進派なのだろう。
その中にあって、民主党はがんばっていると思える。隠蔽する官僚組織から情報公開をさせている。また、民主党議員の中から、一度たりとも東電を擁護する様な発言があったろうか? これは原発推進の族議員が民主党にはいない、ということだろう。これが自民党政権だったらどうだったろう。隠蔽がさらに強化されていただろうことは容易に推測できる。また、東電を擁護する様な自民党議員の発言があったに違いない。
流石に原発推進をしてきた、現野党の自民党は沈黙している。今回の第一の政治責任を負うべきは自民党なのだから。
何とも情けないお願いだこと。涙
http://www.jma.go.jp/jma/kokusai/EER/eer23.pdf
2011年4月4日07時14分
資料を参照する上での注意事項
* これらの計算結果は、IAEAの指定する放出条件に基づいて計算したものであり、いわば仮定に基づくものであって、実際に観測された放射線量等は反映されていません。
* 当庁の同業務における計算の分解能は100km四方と、避難活動等の判断にとって極めて粗い分解能で行われているものであり、このため、この結果は国内の対策には参考になりません。
−−−−−−−−
色々と注意書きを付けたくなる気持ち、わかります。気象条件によっては、韓国や中国にも広がるというのがわかりました。しかし、これ見た韓国、中国、台湾はもっと騒ぐだろうな・・・・・。
SPEEDIも一回こっきりの発表だったな。
http://www.nsc.go.jp/info/110323_top_siryo.pdf
低濃度汚染水放出、周辺国が懸念 韓・ロ「情報不十分」
http://www.nikkei.com/news/headline/article/g=96958A9C9381959FE2E7E2E6968DE2E7E2E6E0E2E3E39494E3E2E2E2
あれだけ水をかけて冷やしていれば、当然どこかに捨てなければならない。しかし、濃い奴は捨てられないので、薄い奴から海に捨て始めた。これは故意だ。政府は国際法上問題ないという見解を示しているらしいけれど、放射能汚染水を捨てている、という事自体、法律論以前の問題だと思う。
また、この行為は放射能被爆国という日本が、放射能加害者国にもなったという事実を証している。海洋国家日本が、放射能海洋汚染を巻き起こした国としての汚名を着ることになったのは、とても残念だ。
冷やすために水を大量に使うのは仕方ない、それが出来なければもっと大きな被害となっている。それはそうだろうと思う。だから注水を止めることは出来ない。しかし、大きな被害を想定して、現状の比較的小規模の被害を正当化して行くのには疑念を覚える。記憶にとどめておかなければならない。
歴史的な災厄に直面する日本社会に今、「正しさ」を錦の御旗に掲げた同調圧力が働き始めてはいないか。識者たちから、そのような懸念が聞こえ始めている、のだそうだ。
東京都は花見自粛に踏み切った。これが引き金となったのだろう。天災発言の石原慎太郎氏、また出てきた。自粛というのは、自分を律する所に本意がある。これを促されたりすれば、それは強制だ。被災者の苦難を思い浮かべた時、花見などする気分になれない、というのは自然な心情で、この心情から花見をしない、と個人が決めれば自粛。しかし、このご時世に花見など!と行政が自粛を呼び掛けたり、報道を強めたりすれば、人々は身動きできなくなってしまう。もうこれは強制の一種だ。
被災地で、ちょっと苦しみを和らげようと、花見をするかもしれない。それすらも出来なくしてしまうだろう。
「贅沢は敵だ」は正しい。しかし、それは自分を律するために必要な正しさであって、人に強要する正しさではない。全ての贅沢品・高級品が社会の敵と化してしまう。もし、「正しさ」への同調圧力が働き始めようとしているとすれば、これは懸念すべき事だ。「正しさ」が錦の御旗をふるう時、誰もこれに抵抗する事は出来ない。戦前に同様なことがあったように。
今回の錦の御旗は、石原慎太郎氏が担ぎ出したかの様に見られるけれど、流石石原氏といったところだろうか。彼の嗅覚は大変鋭い。氏の若かりし頃は、無軌道な「太陽族」を生みだしている。78歳となった今、氏は全く正反対の道を歩んでいる。氏の若かりし頃の様な作家を、現在の氏はどう評価するのだろうか大変興味深い。
記事によれば、約7万トンの腐敗が進んでいるのだとか。
ああああああ、もったいない、けど仕方ない、けど、その量はんぱじゃない。涙
ついに在外公館でパスポートを更新するようになったか、と感慨深い。ほんと在外邦人だな、俺。
普通パスポートの発券には約1週間かかるそうだ。しかし、年度末で、新年度からは料金も変わる事から、今回超特急で発券してくれた。なんと、昨日の午後申請に行って、今日の午前中に引き取りだ。たった1日。しかも午前指定が通った。
パスポート激早!! 在スイス日本大使館、すごいっ! 大使館のご親切に、感謝、感謝。
これから、リヒテンシュタインに出張。隣の国なんだけど、パスポートはいらない。スイスとリヒテンシュタインンの国境には検問所がない。リヒテンシュタインの通貨は、なんとスイスフラン。
ある農家の人のコメントをもらう。
「騒いでも仕方ないよ、減って行くんだったら、待つしかない。」
声を荒げず、じっと耐えて災厄が通り過ぎるのを待つ。そう、農家はずっとそうしてきた。自然には勝てないのだから。それに生き延びる術はそれしかなく、いかに耐えられるか、それこそ農家の本領なのかも知れない。
じっと耐えている、無言の、農家の方々がいる。
それに応えるように、線量計も身につけず、現場で必死に作業をする人々がいる。
無口な日本人の、気持のつながりを感じる。
「牛肉から基準超える放射性物質 市場には出回らず 福島・天栄村」産経ニュース
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110401/dst11040100310001-n1.htm
天栄村は私の住んだ所の隣村。
ここまで放射性物質の被害が及んだとはっ! 怒
私が役員をした会社の工場には天栄から来ている者もいた。全く私の生活圏内だった所だ。知り合いも多い。私の住んだ所(白河市・西郷村)は仲通りと呼ばれる福島中央部で、その中でも県南に位置している。その地域も放射性物質で今壊滅状態になろうとしている。ただでさえ、巨大地震によって被害を受け、停電、断水に悩まされたのに、この上農業までを破壊されようとしている。
福島産の食べ物は美味しいし、美しい自然が沢山ある。全く愛すべき土地を東電は放射能で破壊した。福島県の人々を東電は困惑と絶望に追いやっている。
2011年に入って、あまりブログを書いていなかったけれど、福島第一原発事故以来、心配で心配でブログの記事が増えた。最近忘れっぽいので、備忘録のつもりでもあった。これだけ私を刺激したのは、第二の故郷とも思っている福島での大災害だったこともある。日本に一時帰国した際は、必ず福島に行っている。それほどの土地なのだ。しかも今、遠く離れているだけに、歯がゆい。
福島県の電力は東北電力が供給している。東電(東京電力)ではない。福島県の双葉町など、原発のあるほんの一部の町は助成金などで潤っただろうが、そんな恩恵は仲通りまで来ていない。全く無関係だ。何の恩恵ももたらさない東電が、何故自分たちの故郷、福島を破壊するのだろう。ほとんどの福島県民には理解不能なはずだ。
福島県知事が東電社長の謝罪を断った。知事は原発推進派だったはずだ。それが政治的パフォーマンスとして、東電社長を受け入れることが出来なかったくらい、大勢の福島県民は東電を憎んでいる。
大手マスコミは、そういう事は東電との癒着によっておおっぴらには報道しない。飯館町の苦しみなんて、例えばIAEAと経産省原子力保安院の応酬などという、全くお上の机上の争いの陰に沈んでしまう。
所詮国策の前で、地方の住民など、国からも、メディアからも相手にされないのだ。でも、福島県民は、田舎でうごめく虫けらなんかじゃない。うつくしま、という恵まれた土地の住人だ。別に中央から相手にされなくたっていいだろう。しかし、自分たちの土地を自分たちで守る権利はある。未曾有の災厄を招いた上、何の恩恵もない東京電力は、福島から去れ! だ。
スイスではまだ4月1日じゃないけど、日本時間では4月1日になっているはず。
でも、放射能封じ込め装置というものがあるらしい。
http://ameblo.jp/hamada-kazuyuki/entry-10830761849.html
(2011年3月14日)
書いた人、自民党の参議院議員 浜田和幸氏
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実は、中国は核大国であり、これまでもウラン鉱山での爆発や軍の核兵器関連施設での事故に際して、炉心融解(メルトダウン)や放射能漏れに対処してきた経験を持つ。
しかも、「放射能汚染を90%以上、ほぼ完ぺきに抑える特殊な装置を開発した」とし、「日本に提供してもよい」とのこと。
菅政権は"藁をも掴む"思いから、受け入れに前向きのようだ。
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だと。いいのぉ?エープリールフールでもないのに、そんな事書いちゃって。笑
10年前の、中国製の最先端ロボット、「先行者」を思い出してしまった。
ぐぐったら、まだあった、そのサイト
http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/tamasiitop/robotyuugoku/robotyuugoku.htm