ある農家の人のコメントをもらう。
「騒いでも仕方ないよ、減って行くんだったら、待つしかない。」
声を荒げず、じっと耐えて災厄が通り過ぎるのを待つ。そう、農家はずっとそうしてきた。自然には勝てないのだから。それに生き延びる術はそれしかなく、いかに耐えられるか、それこそ農家の本領なのかも知れない。
じっと耐えている、無言の、農家の方々がいる。それに応えるように、線量計も身につけず、現場で必死に作業をする人々がいる。
無口な日本人の、気持のつながりを感じる。
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