2011/04/15

放射能汚染土壌の表土削り取りによる改良は膨大すぎて不可能だわよね、4.5億トン

東電の姑息な地下水放射能汚染の公表に触発されて、ちょっと試算してみた、放射能汚染土壌の表土削り取りによる改良に要する処理土の量。

仮に表土の40cmを削り取る必要があるとして、畑の土の比重が0.8、これで1平方キロの表土40cmの重量は32万トンになる。山の硬い土だと、比重が2となるので、山の表土を削ると1平方キロ当たり80万トン。

土地は畑だけではないが、山や空き地などの表土も処理の対象と考えれば、重量は重い方向にスライドする。しかし、住宅地や舗装路などは削り取る事が出来ないから、それを差し引かなくてはならないだろう。そこで、プラスマイナスを考慮して、畑の比重で一括計算する。

仮に原発を中心とした半径30キロ圏内で改良が必要となるとすると、東半分が海であることを考慮して計算しても1414平方キロの土地が対象となる。この1414平方キロの表土40cmの重さは、約4.5億トン。この量の土を1か所に集めて、直径1キロの山の様に積み上げると、その山の高さは約720mとなる。平らにならしても240m。どれだけの土の量になるか、それはひとえに膨大。

こんな膨大な量を長期保存できる場所などない。要するに不可能。

2 comments:

  1. 面白い計算ですね。
    同じ計算を表土2cmで考えると、平らにならして直径1km x 12mですね。
    ある程度の降雨前であれば、表面に降り積もっている分だけでも取り除ければ、効果が期待できそうですが、どうでしょうね。

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  2. もう降っちゃってますからねぇ、最低でも20cmは必要だと思います。でも、本当にそれで農産物に市場価値が出るかはかなり疑問かも知れません。

    だって、福島県産のものを買わなければいいのですから、これから30年。政府の安全だは信用失墜していますし、老人の政治家がいくら試食パフォーマンスしても、子どもたちの安全の保証にはなりません。

    多分畑や水田の表土をまず改良して行くのでしょうけれども、一回やればそれで済むのかも未知数ですよね。既に森や林で生物濃縮が始まっているはずですから。

    海はどうだかわかりませんが、やはり原発を中心とした半径50km以内は、数十年の規模で深刻な影響が残ると思います。

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