2011/03/18

びっくりな文書を見つけた。チリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっていた。(2007)

東京電力って評判はどうだったんだろうと、ネットで調べていた。風評は良かった。きっと、東電社員は自分の会社を愛している事だろう。これはいいことだと思う。こうした会社の良さが今回の復旧の東電社員等の決死の努力につながっているのかも知れない。

一方で、こんな文書も見つけた。

http://www.jcp-fukushima-pref.jp/seisaku/2007/20070724_02.html

文書は、日本共産党福島県議団のHPで公開されている。日付は2007年7月24日。
「福島原発10基の耐震安全性の総点検等を求める申し入れ」

びっくりな所は、申し出第4項、抜粋する。

福島原発はチリ級津波が発生した際には機器冷却海水の取水が出来なくなることが、すでに明らかになっている。これは原子炉が停止されても炉心に蓄積された核分裂生成物質による崩壊熱を除去する必要があり、この機器冷却系が働かなければ、最悪の場合、冷却材喪失による苛酷事故に至る危険がある。そのため私たちは、その対策を講じるように求めてきたが、東電はこれを拒否してきた。

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2007年には大津波が来たら海水の取水が出来なくなる事が明らかになっていたのに、その対策を東電は拒否?
もし、チリ級津波に対する対策もされていなかったら、そもそもこの冷却機能喪失事故は人災になるのではないだろうか?
私の誤解であれば、それに越したことはないのだが、かなり気になる文書だ。

2 comments:

  1. クレスタ3/18/11, 3:39 AM

    私も似たようなサイトをMixiの友達のサイトで読みました。URLを載せるのは只出さえ情報過多なので差し控えますがメッセに貼り付けてお届けしておきます。
    これも政治家の方のブログなので何処まで真実かはなんとも言えませんが、本当だったら恐ろしいような内容です。

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  2. クレスタさん
    私は河野太郎氏には何回かお会いしています。河野太郎氏は応援している政治家の一人です。

    氏の紹介ブログ使わせてもらいます。情報ありがとうございました。

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