http://video.google.com/videoplay?docid=-584388328765617134&hl=ja#
1994年に報道されたNHKドキュメンタリー
エネルギー資源のない日本。原子力はその救いとなる。一方アメリカは、ソ連との核競争のため、表では原子力の平和利用を訴えながら、その裏ではアメリカに味方する核の壁を各国に築こうとしていた。
読売新聞社社主、正力松太郎氏はアメリカの意を受けて、原発導入への報道キャンペーンを行う。これには読売新聞社と日本テレビ放送網が積極的な役割を果たした。正力氏は官邸とも深いつながりがあり、アメリカは正力氏を通して日本の原発導入計画を進めた。
正力氏はその後衆議院議員に当選し、政権内部に入り、初代の科学技術庁長官などとなって原発導入に尽力した。氏は原発の父と言われている。
NHKもなかなか鋭いドキュメンタリーを作っているのだが、最近の報道は何か「大本営発表の御用報道機関」になっている感がなくもない。
読売新聞や日テレが、原発に不利な報道をするはずもない、というのがこのドキュメンタリーからわかる。
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