勝俣会長「福島第1原発については、1〜4号機につき、一応の安定を見ることができました。ただ、最終冷却はできていない状況にあります。皆様のご協力を得ながら、事態の収束に向け、全力を挙げて取り組んでいるところであります。」
私 「どこが安定なのか?水漏れは防げていないし、1号機では未だ煙が出ている。政府は予断を許さないと言っていないか? この非常識的な過小評価を、堂々と記者会見でご開陳出来る神経が信じられない。」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033016060038-n2.htm
勝俣会長「このたびの事故は地震によるが、原子力損害については国の支援を頂きながら、原発賠償法に基づき、誠意をもって取り組む」
私 「以前から危険性が指摘されていたのに、あっさり地震のせいにしている。で事故の後始末といえば、結局は国頼みという無責任ぶり。国の支援ということは、税金を使うという事。私企業が、今の段階で国民の税金を使って原子炉損害を埋めますと言っている。こういうのを厚顔無恥というのではあるまいか。さらに、自社の損害拡大防止には余念がない。原発賠償法を盾に、賠償の上限を今の時点で宣言している。東電には賠償法以外の賠償に応じる姿勢はない。」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033016080039-n1.htm
「 Q 今回の事故が発生したことや、事態収束が長引いていることについて、政府、東電含めて、オペレーションのまずさによる人災の側面があるが、どう受け止めているのか」
勝俣会長「はい。わたし自身はまずさというのは感じられませんでした。ただ、現場は電気が消えている。通信もできない状況で、いろいろ作業しなければならなかった。いろんな作業が予定より長くかかった。これまでボタン1つで動いたものが、手動でやらないといけない状況があって、意図せざる遅れがあったということかと思います」
私 「危機意識の完全なる欠如を暴露している。ボタンひとつで動かなかった場合、それは意図せざる遅れだそうだ。この人の欠落した危機意識からすれば、それはまずさというものを感じないで当然だろう。東電のトップは危機意識がない。トップがそうだったら、どうなるって、みえみえ。」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033017340043-n2.htm
「Q 事故当時、マスコミを引き連れて、中国へ訪問旅行に行っていたのか。旅費は東電持ちか。避難所に職員を出しているといっているが、南相馬市には 東電から電話もないと聞くが」
勝俣会長「全額東電負担ではない。詳細はよく分からないが、たぶん、多めには出していると思う」
「南相馬にどうしているのか把握していない。ほとんどのところに社員を派遣している」
私 「何これ? おいおい、どこのマスコミだ??
南相馬把握していない。そうね、都合の悪い所は、把握していない、ですむんだ。」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033017340043-n3.htm
「Q なぜ1、3号機に建屋に穴を開けなかったのか」
武藤副社長「水素が建屋に入ると、水素は建屋の上にたまり、何らかの出来事で爆発し、破損した。5、6号機は建屋の上に穴を開けた。水素爆発であろうということは早い段階で推定したが、穴をあけるには道具の準備などが必要で遅れた。3号機についても結果としてそこまで手がつかなかった」
私 「水素爆発を想定する予防措置が全く成されていなかったという事。インパクトレンチ(コンクリートに穴をあける道具)と充電式電源装置もないのか?一般の大きな工場の保全課にもあるんでないの。いわゆる生産工場としての認識が全くない。東電、ボタンひとつで動いて、止まる。これだけ。あとは下請け任せなんだろうな。」
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110330/dst11033017580044-n1.htm
「Q イエスかノーで答えてほしい。被害に遭われた方には東電を潰しても補償を優先するのか」
勝俣会長「最大限のお詫びを補償も含めてしたいが、全体としては原子力損害賠償法の枠組みの中で考えていきたい」
私 「ほれほれ、最大限といっておきながら、しっかり枠組み、しかも国の税金を使った枠組みの中といっとる。質問は、東電としてだろう?自分がすっからかんになるつもりがあるのか?と聞いているのに、詭弁で言い逃れした。」
こんな記者会見で納得する国民がいたとすれば、はっきり言って、それは東電のポチか、余程のあほだ。
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