2011/03/31

安心をふりまく御用学者の弊害

福島県飯館村の放射性物質がIAEAの避難基準を上回ったと発表。

IAEAの避難基準上回る放射性物質、福島の飯館村で(CNN)
http://www.cnn.co.jp/world/30002310.html

静岡新聞の記事では、IAEAの避難基準の2倍にもなっている。
グリーンピースの指摘では、長期的にみた場合、がんを発病する恐れがあるという。

この飯館村の例の場合、この村にある御用学者がやって来て、健康には問題がないから大丈夫だと、安心をふりまいて帰って行ったという。

こういう御用学者は、将来実際にがんになった人にどう責任を取るつもりなのだろう。

原子力関連でお金をもらう人達、こういう人達は安全を強調したがる。政府は賠償金やら補償金の計算で頭がいっぱいになる。問題が隠蔽されていく。しかし、今回ばかりは隠蔽出来ないでしょう。外国から日本を見つめる目は厳しい。東電と日本メディアの中国旅行で癒着なんてのもあるし、外国メディアには、がんばってもらいたいところだ。

ある所に流れていた、どうやら放射線の専門家らしい方のご発言

「ビニールハウスで栽培されるホウレンソウに放射性物質が付着するなんて、しんじられな〜い。もともとあったんじゃないの〜。牛乳から出たって不思議、もとからじゃないの〜。」だって。

農家の人が聞いたら激怒どころの話じゃないな。というか、はっきり言って専門家失格では?もし、これが放射線専門家のレベルだとしたら、恐ろしい。東電会長の危機意識にも唖然としたが、そもそも危機意識が存在していない。

しめくくりに、「中国の野菜食べるより安全かと・・・」だと。

国際問題まで引き起こしている。苦笑

2 comments:

  1. この人の発言もいいかげんの極みですよ。
    http://www.youtube.com/watch?v=t3erSTN2sWQ

    ReplyDelete
  2. ほんとだ。

    http://www.youtube.com/watch?v=ETaDN13Je3Y&feature=related
    原発推進音頭

    これもよかったなぁ。笑

    ReplyDelete